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GENZ
宇宙の中の地球系
2003年、ボーカルChiyoと、ギターAtsushiにより結成。独特の詩的世界観をもつChiyoと、その世界観を自らのギターやアレンジでロック、アンビエント、アコースティックに表現するAtsushi。よりトリッピーに、よりオープンにその空間とコラボレーションをイメージし構成と編集を変えて挑むスタンスは、彼らの根底にある場所やジャンルにとらわれない幅広い音作りの可能性の探求そのものである。'08年MuKu Magazineのコンピレーションアルバム「MuKu Compilation」(DIW THE GARDEN)への参加で、その世界観の片鱗を垣間見せたGENZ。RAVE会場からカフェスペースまで、音の制限を際限なくコントロールし、より優しく、より強く、宇宙規格的世界観を呈示し続けている。満を持して'09年 ACADEMIC ANIMALレーベルより1st Album「Cosmic Standard」をリリース!
www.mogella.com/genz/
MuKu magazine

TITLE: はやぶさの帰還

2010年6月13日 60億kmの旅を終えて、小惑星探査機 「はやぶさ」 が地球に帰ってきた。
ニュースでも取り上げられていたので、はやぶさの大気圏再突入の映像を見た人も多いと思う。


本当は、はやぶさのお土産の正体がわかってからまとめようと思ってたけどまだまだ時間がかかりそうで、
もう待ってられなくなってきた。


もう限界!!! 言いたくてしょうがない!!


というわけで、今日は思いの丈をぶちまけちゃおうと思う。
死ぬほど長い文章になりそうだけど......。


・・・・・



MuKu magazine

TITLE: 異世界へ行ったトラック

廃品回収かなんかのトラックが、洗車機みたいなやつに飲み込まれてしまった。
トラックに乗っていた作業員3名は、トラックもろとも洗車機の裏側の世界へ入ってしまう。


洗浄機の裏側は、真っ暗な狭い通路で、前方は既に閉じてしまっている。
だからトラックはバックでしか進めない。
彼らはしかたないので、狭い通路をバックで進む。


どうやら、ここはコンクリートでできた建物の内部らしい。
やがてトラックは広いところに出たので向きをかえると、出口を探して建物の中をウロウロと走った。


そこは、ショッピングモールなどによくあるような立体駐車場のような場所である。
地下ではなくて、地上数階建てのだだっ広い古臭い駐車場。
ところどころから日光がもれてあたりはぼんやりと明るい。


他に止まっている車はなく、やたらとガランとした印象だ。


壁際に何箇所かシャッターが開いているところがあり、光があふれている。
トラックの作業員たちは、そこから脱出できると感じとり、急いで光の方へ向かう。
だけど、トラックが近づくと、シャッターがガシャーンと閉まってしまう。
ハンドルを切って次の出口に向かっても、同じようにシャッターは次々と閉まってしまう。


あきらめた作業員たちはトラックを適当な場所へ止めて歩き始める。
トラックを止めたすぐ近くには、青空が見える中庭のようなところがある。
そこには小さな事務所のような建物があって、受付の小窓がついている。
事務所の横には上へと登る階段。


作業員たちがそちらへ向かい、受付の小窓を覗いた。
すると、そこには、映画館の受付嬢のような人がいてチケットを販売していた。


チケットは大人1人1,000円。


3人ともチケットを買う。そして、受付嬢に、横の階段を登っていくように指示され、それに従う。


階段の途中には、浮浪者のような、うす汚い男たちがごろごろ寝ている
その男たちは寝ているにも関わらず、みんなひっきりなしに手を動かしている。
何も持っていないのに、何かを配っているようなしぐさだ。


この人たち、何だろう・・
と思いつつも、作業員たちは階段を登っていく。


上の方へ行くと、そこは駐車場の屋根の上で、晴天の日光の中に何千人もの作業服を着た老若男女が座っていた
そして口々に何かを言い合ったり、カードのようなものを交換したりしている。


3人の作業員たちが呆然として立ちすくんでいると、彼らの目の前にしゃがんでいた女が話しかけてきた。前歯が欠けた女。


「あんたたち、新入りかい?
 じゃあ、ここのルールを教えてやろう。
 ここじゃあね、みんなひたすらギャンブルをしてるんだよ。
 なぜかって?それはね、ここで20万円ためないと出れないからだよ。」


作業員たちはあたりをもう一度見てみる。確かに、ここにいる作業服の人たちはみんなギャンブルをしているようだ。


「ここに集められてるのはね、社会にとってお荷物な連中ばっかりなんだよ」


そういって、女は隣にいた男の肩をたたく。男がぐへぇと笑って舌を出す。


作業員たちがドン引きしていると、急にそこに居た全員がザッと立ち上がった。
全員が一つの方向へと顔をむけている。


3人が驚いてみんなの視線を追うと、そこにはスタジアムの入口のような通路があり、そこを一人の男が布団を担いで出て行くところだった。それを見送りながら、何千人もの作業服の人々が一斉にこんな声を出す。


「イェ~ン テェチェン トゥェ~ン...」


それはユニゾンで音程もタイミングもばっちりあった歌のような呪文のような不思議な掛け声だった。
敬意と哀愁と愛情のまざった何ともいえない声。


作業員たちはなぜか感動してしまった。


「今のはね、ここを出て行くものを送るための歌なんだよ。」


さっきの女が教えてくれる。


布団を担いで出て行った男を家族が迎えて再会の抱擁が交わされているのが見えた。


「ああやってまじめに稼いで出て行く奴もいれば、なまけてずっとここに居る奴もいる。
 最悪なのは、いくらお金がたまっても出て行こうとしない連中さ。」


新入りの3人の作業員たちは、自分たちの置かれた運命を徐々に把握し、自分たちは絶対にここから出てやるんだとそれぞれ誓い合うのであった。。。


夢日記:2009/11/09


Writing : Chiyo


MuKu magazine

TITLE: ・・・

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今日は種田山頭火(1882年~1940年)という俳人を紹介したい。
彼は私が最も敬愛する俳人の一人である。

GENZの曲で「徘徊」という曲があるが、あれは山頭火のことをうたった歌である。


彼の壮絶な人生。
幼いころに母親が、そして弟と父までもが自殺してしまい、彼も命を断とうとした。


だけど彼は死なずに生きて俳句をつくる道へと進んだ。
山から山へ、村から町へと旅をしてひたすら句を作った。
その数およそ八万四千句。


ハンパない数である。


彼の句は自由律俳句と呼ばれるもので、
五七五や季語にとられない自由なものである。
つぶやきのような、こぼれおちた言葉言葉言葉言葉。


その迫力と言ったらない。


そんな山頭火の句が、ついったーという新しいツールを使って
30分に一句、世界に向けて発信されている。
まさに山頭火のつぶやきなのだ。


種田山頭火 句集
http://twitter.com/Santouka_bot


このみちをたどるほかない草のふかくも


ならんで竹の子竹になりつつ


うどん供へて、母よ、わたくしもいただきまする


どうしようもないわたしが歩いてゐる


いそいでもどるかなかなかなかな


わかれきてつくつくぼうし


天われを殺さずして詩を作らしむ


寝床まで月を入れ寝るとする


山のしづけさは白い花


死はひややかな空とほく雲のゆく


花が葉になる東京よさようなら


草の青さよはだしでもどる


つくつくぼうし鳴いてつくつくぼうし


捨てきれない荷物のおもさまへうしろ


分け入つても分け入つても青い山


ふくろうはふくろうでわたしはわたしでねむれない


ぢつと瞳が瞳に喰ひ入る瞳


旅もいつしかおたまじやくしが泳いでゐる


炎天のレールまつすぐ


うしろすがたのしぐれてゆくか


すべつてころんで山がひつそり


次々と繰り出されるうた。
山頭火がすぐそこにいるように錯覚する。


21世紀。すごすぎる!!!


山頭火~!!!
70年たってもあなたの残した句をみんなが読んでるよ!!


そんな感じで、日曜日ライブです☆


--------------------
■ 2010/3/28(日)
渋谷 RUBYROOM
http://www.rubyroomtokyo.com/


TIME: 18:00~23:00
PRICE: 2000(1D)


LIVE: 乙女心/MID COCO/GENZ
DJ: IZPON


☆GENZのライブは 18:45~


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Writing : Chiyo


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